ベトナム消費者の現在地

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ベトナムホーチミンに久々に行ってきた。

前回はカンボジアビザ更新のための一時入国のため、目的地として来たのは初めて。

何度か行っているハノイとは違った風景が広がる。

顔はやはり南方系の顔でどこかほっとする。

 

観光+ビジネス関係の方との面談で丸三日過ごしたが、想定以上に治安が良く、街もコンパクトにまとまっているため過ごしやすい。

 

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バイクの風景は相変わらずだが、話題のシンガポール企業Grabのバイクが多く走っていたのが印象的。

日本のODAが入って地下鉄建設が進んでいるが、バイクの優位性はしばらく変わりそうもない。

 

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ベトナムの消費者の現在地が見たいと思い、今回は色々歩き回った。

昔ながらの市場、市中のバーゲン会場、イオンなどが混在しており、それぞれ集客していたが、気になったのはバーゲン会場。

偽物も含めてブランド品がかなり安く売られれている会場にはむせ返るほどの人が集まっていた。

イオンを含めた大型ショッピングモールには外資系ブランドが徐々に入り、買う消費者も増えてきている印象だが、恐らく外国での買い物にも慣れている購買層。

今回のバーゲン会場に押し寄せているのは、定価での購買はまだ苦しいがブランド物が欲しいプリミティブな欲求を持った購買層。

ベトナムの平均年齢も考えると他国では少なくなってきた、こうした購買層の存在は今後の成長が期待できる要因になりそうだ。

 

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成長国には粗削りだがわくわく感を感じる部分がやはりある。

安易に成長に乗っかろうとするのではなく、お互いが「混ざっていく」必要があるのではないか。

期待とこれからの道筋の一端を感じたホーチミンだった。